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春の日差し

春の日差し

桜も終わり、ちょっと汗ばむ陽気になってきました。この頃は周期的にお天気が変化しますが、花曇りと言われる薄曇り日がよくあらわれます。まだ、日差しの強さを実感することがあまりないのですが、実は紫外線の量は、3月頃より急に強くなっているのです。
12月が、最低の紫外線量ですが、3月は、12月の約2倍、4月は、約3倍、一番強い7月では約4倍となります。一日のうちでは、12時頃をピークとしますが、午前9時には、午後2時頃と、ほぼ同量の紫外線量になります。
紫外線について、少々おはなしをしたいと思います。

UVという言葉を聞いたことがあるかと思います。これは、紫外線(Ultra Violet)の略です。
紫外線は、可視光線のなかの紫色よりも波長の短い光の名前です。
紫外線は、波長の長さより、長い方より、UV-A UV-B UV-Cの3つに分けられます。
UV-Cはオゾン層で,遮断され、地表には届きません。UV-Bは、かなりの部分が、オゾン層で、遮断されますが、地表にも到達します。UV-Aは、地表に十分到達します。UV-Aはガラスを透過することができますが、UV-Bはガラスを透過するができません。

地表に届く、AとBですが、UV-Bは、サンバーン(日焼け)をおこし、皮膚は赤くなり、のちにサンタン(色素沈着)をおこします。UV-Aでは赤くならずに、サンタン(色素沈着)のみをおこします。また、UV-Bは皮膚細胞のDNAを損傷するため、皮膚ガンの発生に関係しています。しみ、しわについては、A、Bとも関係しています。 20年ぐらい前までは、日焼けは健康のシンボルといわれた時期もありましたが、現在では、過度の紫外線は、有害なことと認識されるようになりました。母子手帳においても、数年前より、日光浴を推奨する記述が、なくなりました。昔は日光浴が、体内のビタミンDの産生を促し、骨を強くすると言われましたが、ビタミンDのほとんどは、食べ物より、とることが、可能で、1日10分程度、日にあたれば、ビタミンDについては、問題のないことが、解りました。

サンスクリーン(日焼け止めクリーム) 4月にはいったら、曇っていても、スポーツなどの屋外活動では、日焼け止めクリームをつかいましょう。曇りの日は、つい忘れがちですが、晴れの日と、紫外線量を比べてもほとんど差がないことがわかっています。 サンスクリーンを選ぶポイントが2つあります。SPF(sun protection factor)とPA(protection grade of UVA)という表示です。 SPFはUV-Bをカットする目安です。国内では、最近、50を、最大と決めました。日常では、20から30ぐらいのもので、十分といわれています。PAはUV-Aをカットする目安で、UV-Aによる色素沈着を防止する力を表わしています。

1+ 2+ 3+の3段階です。3+が、一番防止力があります。 サンスクリーンには、主に2つの成分からなっています。皮膚表面に,付着して、紫外線を散乱,反射する、紫外線散乱剤。酸化亜鉛が多く使われていましたが、最近は、効果の高い、酸化チタンもつかわれるようになりました。
一方、皮膚に浸透して、そこで、紫外線を吸収する、ベンゾフェノンなどの紫外線吸収剤。しかし吸収剤は、ときとして、光接触性皮膚炎を起こしてしまいます。SPF値が高いものは、この紫外線吸収剤が含まれているものが多いので、肌に合わないことがありますので、注意が必要です。
また、長時間、使用するときは、こまめに塗り替えること。また、海や山へいくときは、首の後ろや、耳、足の甲など、塗り忘れのないように気をつけましょう!

しみやしわを増やさないために! 日焼けは、百害あって、一利なし・・・といっても言いすぎではない!というのが、今の皮膚科医の常識でもあります。高額の化粧品や美容医療に頼るまえに、すべきことは、日焼けをしないこと!その一言に尽きます。年代をとわず、赤ちゃんから、お年寄りまで、日焼けには、十分ご注意ください!

2014-02-07 10:31:21

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